能力主義人事制度とは、従業員の能力にもとづき、採用・配置・異動・能力開発育成・昇進昇格・賃金・賞与・退職金その他の人事管理を行なうために構築・運用される制度。
ここでいう能力とは職務遂行能力のことであり、職務の遂行を通じ、能力が発揮されることを期待し要求するものである。
また職務とは、当該企業が経営上必要とする仕事である。
この制度の下では、実際に発揮した能力、すなわち顕在能力を客観的な基準にもとづき評価し、結果を人事管理に反映させることが基本となる。
抽象的な評価基準にもとづく人事考課では結局年功的処遇に回帰したり、従業員の納得が得られず不平・不満が発生し、モラールを低下させ労働効率、組織効率を高めるという本来の目的を達成することはむずかしい。

